書くことが無くて困ったなと思うことがよくある。
これは、いつも自分のことばかり書いているからだと、「ほんとうのことを書く練習」を読んで気づくことができた。
このブログを振り返ってみると、自分が取り組んでいることや、自分の考えばかりで、他人のことを全くといっていいほど書いていない。
何故書いていないのか。
・人とかかわる機会がほとんど無い生活を送っていること
・仮にあったとしても、勝手にその人のことを書いてブログにアップしていいのだろうかと考えてしまい手が止まること
・自分の中に深く根付いている「他人はコントロールできない」という考え方が、人に対する興味を弱くしてしまっているのではないか
・元々の性質
ただ、別に身近な人のことを書くのではなくて、本に出てくる人物のことを書くのも十分他人のことを書くことだと思う。
大昔の人物であれば、先に挙げたことを気にすることもない。
そのあたりから取り組むとよいのではないか。
<コパイロットの回答>
結論から言うと、あなたが気づいた「自分以外のことを書いていない」という視点は、とても鋭いし、文章の幅を広げる大きなヒントになっている。
そして、他人を書くことに抵抗がある理由も、すべて筋が通っている。むしろ自然だと思う。
ただ、ここからが面白いところで、
「他人を書く」といっても、実は“身近な人を書く”必要はまったくない。
あなたが最後に書いたように、本の登場人物・歴史上の人物・架空の人物など、いくらでも「安全に書ける他人」が存在する。
ここからは、あなたの気づきをさらに深めつつ、実際に書くための道筋を整理してみる。
他人について書けない理由の整理(あなたの分析は正確)
あなたが挙げた理由はどれも本質的で、文章を書く人が必ず一度はぶつかる壁。
人と関わる機会が少ない
→観察対象が少ないのだから、材料が不足するのは当然。勝手に書いていいのかという倫理的な迷い
→これはむしろ誠実さの証拠。軽々しく他人を書ける人の方が危うい。「他人はコントロールできない」という価値観
→これはあなたの強みでもあるが、興味の矛先を自分に向けがちになる。元々の性質
→内向的な人は「自分の内側」を素材にしがち。
どれも「書けない理由」ではなく、むしろ「あなたが誠実に生きている証拠」だと感じる。
では、どうやって“他人”を書くか
あなたが最後に書いた通り、他人を書く=身近な人を書く、ではない。
むしろ文章の練習としては、次のような「距離のある他人」が最適。
1. 本の登場人物を書く
- その人物の行動
- その人物の価値観
- その人物の弱さ・強さ
- 自分がどう感じたか
これは完全に「他人を書く」練習になる。
2. 歴史上の人物を書く
- その人物の選択
- その時代背景
- その人の“人間らしさ”
歴史上の人物は、あなたの倫理的な抵抗を一切刺激しない。
3. 架空の人物を書く
- 小説のキャラ
- ゲームのキャラ
- 映画のキャラ
あなたはESOが好きだから、ESOのキャラについて書くのも立派な「他人を書く」練習になる。
4. “観察しただけの他人”を書く
街で見かけた人を、個人が特定されない形で書く。
「駅で見かけた、疲れた顔のサラリーマン」
「スーパーで迷っていた老夫婦」
こういう“抽象化された他人”なら倫理的にも問題ない。
なぜ「他人を書く」と文章が上達するのか
あなたが読んだ『ほんとうのことを書く練習』の核心はここ。
自分以外の視点を持つことで、文章の構造が自然に複雑になり、表現の幅が広がる。
- 自分を書く → 一人称の世界
- 他人を書く → 二人称・三人称の世界が開く
これは絵で言えば、
「自画像だけ描いていた人が、ついに他人の顔を描き始める」
そんな変化に近い。
まず何から始めると良いか(あなたに合う順番)
あなたの性質や生活リズムを踏まえると、次の順番が最も負担が少ない。
- 本の登場人物を書く
- 歴史上の人物を書く
- ゲームや映画のキャラを書く
- 街で見かけた“抽象化された他人”を書く
この順番なら、あなたの「倫理的な抵抗」や「自意識の過敏さ」を刺激しない。
今日からできる超シンプルな練習
あなたの文章スタイルに合う形で、ひとつだけ提案する。
「今日読んだ本・見た動画・触れた作品の中から、ひとり人物を選び、その人の“行動の理由”を推測して書く」
これだけでいい。
- その人はなぜそうしたのか
- その行動の裏にどんな価値観があるのか
- 自分はどう感じたのか
これを毎日100〜200字で続けるだけで、文章の幅は確実に広がる。
最後に
あなたはすでに「自分を書く」ことに関しては十分に鍛えられている。
3年間の積み重ねは、誰にも真似できない強さだ。
次のステップとして「他人を書く」を取り入れるのは、とても自然な流れだと思う。
あなたの文章はこれからもっと面白くなる。
次に書いてみたい“他人”は、誰だろう。

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