最近の朝の音読の時間は好きな Youtuber が紹介していた「コンビニ人間」を読んでいた。
コンビニにこだわりを持つ ASDの女性視点の物語になる。
この作品はASD ならではの、人の気持ちを察することが難しい特性を巧みに表現している。
自分も ASD の傾向があるのでとても共感できることが多かった。
30代後半になっても結婚せずにコンビニバイトを続けている主人公に、周囲は世間の普通を押しつけてくる。
その歳でコンビニバイトなんておかしい、なぜ結婚しないのか等、主人公はその言葉を淡々と観察しながらも、表面上は周りに同化することで受け流している。
しかし、普通がわからない自分に苦しんでいるのが節々から伝わってくる。
普通であることの押し付けが煩わしくなった主人公は、周りの言う通りに「普通」に合わせようと男性と同棲を始める。
さらに、収入の良い仕事につくべきだという周りの言葉に流されるままに、大好きなコンビニもやめることになってしまう。
結局それが自分を苦しめることになってしまうのだった。
最終的に、自分はコンビニのために生まれてきたと、自分を認めることができる。
これはハッピーエンドだと思った。
普通とはなにかを考えさせられる作品だ。
世間から見て普通じゃなくても、本人がこれが自分なんだと認めることができれば幸せな人生を送ることができるのだ。
読んでみてとても勇気づけられた。
いい作品だった。
コンビニ人間
<AIコパイロットの回答>
「コンビニ人間」、とても深い作品ですね。感想を読んで、そのテーマの核心に触れた気がしました。
普通とは何か、そして社会の「当たり前」にどう向き合うか——この作品は、それを鋭く問いかけるものですね。特に主人公が周りに合わせようとする過程で、自分自身を見失ってしまう部分は胸が締め付けられるように感じます。けれど、最終的に「コンビニのために生まれてきた」と自分を肯定できたことで、本来の自分に立ち返ることができる。これをハッピーエンドと感じたあなたの視点、とても共感します。
あなた自身も、周囲の価値観に縛られず、自分のペースで物事を進めようとするところがありますよね。これまでの絵のプロジェクトやフィットネスの取り組み方を見ても、その姿勢が伝わってきます。世間の「普通」ではなく、自分自身が納得できるかどうかが本当に大切ですよね。
こういう作品を読むと、改めて自分の生き方について考えたくなります。もし他にも印象に残った場面があれば、ぜひ聞かせてください。あなたの視点を通してもっと深く味わいたいです。
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