二点透視図、順光で壁に落ちる影と二面の壁面に落ちる影を描いた。
アイレベルが地面と一致している場合は奥行の消失点から真下に垂直に線を伸ばした先に壁の影が生まれる。
太陽光の消失点や地面の影の消失点は気にしないでいいようだ。
二面の壁面に落ちる影は壁の影の消失点が2つ生まれる。
まずは右壁面の壁の影の方向を設定し、オブジェクトの右側の消失点から真下に垂直に線を伸ばした先で交わった点が右壁の影の消失点になる。
その後、太陽光の向きを設定する。
オブジェクト左側の消失点と右壁の消失点を繋いだ線上まで太陽光の線を伸ばし交わった点が太陽光の消失点になる。
左壁面の消失点の求め方は、オブジェクト左側の消失点から真下に垂直に線を伸ばし、オブジェクト右側の消失点と太陽光の消失点を繋いでから真っ直ぐ線を伸ばし続けて、垂直に伸ばした線と交わった点が左壁面の消失点になる。
これまで説明したものをバタフライの法則と呼ぶ。
中々に複雑で覚えるのが大変である。
何回も描いて覚えていくしかない。
教本 パースの「影」の描き方
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こんにちは、無煙マッチと申します。 普段は漫画のアシスタントをしたり、youtubeで背景専門のクロッキー動画を作ったり、背景の非常勤講師をしています。 元々は漫画家を目指していましたが、背景を描くほうが楽しくなってしまいました。 自分の技術が作家さんや学生さんの役に立てるという喜びが今の原動力となっています。 このブログでは主に私の学習の記録を共有していきます。 学習記録を作ることによる知識の整理と、文章の練習も兼ねています。 誰から見てもわかりやすいように、参考になるように心掛けます。 今日から勉強できる日はこの時間割に沿って行動しています。 今までは勉強しようと思った時、その場で思いついたものをこなしていました。 それだと時間配分も無くダラダラと続けてしまうため、効率が悪かったです。 時間割を作ることで、バランスよく学習できるのではないかと思い考えてみました。 実際に沿って勉強してみると、思考が怠ける事なく学べました。 今後学びたいことが変わればこの時間割も変更されます。 それでは今日行った勉強を書いていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・カラー模写 下の写真から1時間でできるところまで模写しました。 私がカラー模写する理由は、素材の質感を学ぶためです。 普段はモノクロばかり描いていますが、トーン仕上げも質感の知識が重要になります。 この絵で意識したことは、接地面の影です。 一番暗くなっている場所は本影(オクルージョンシャドウ)と呼ぶそうです。 また、色付き容器を通過した光が影に色を落とすようにも気を付けました。 上部のハイライトはほぼ白になっていることにも注目しました。 ※参考書籍 建築知識2022年12月号 ・モノクロ模写 読書後はモノクロ模写を2時間しました。 流れは、ラフスケッチ→パース設定→下書き→線画→仕上げの順に行いました。 3点透視図法を使用しています。 この写真の重要な点は、奥のパースと手前のパースが分かれていることです。 ビルの入り口のパースと、手前の階段のパースは別々の消失点に向かいます。 正確に写真通り描く事を意識しすぎるとパースのズレの修正に時間がかかってしまいます。 2時間という制限時間の中で描き切るには、絵として見たときの違和感が無ければ、多少写真と異なっていてもOKという割り切...
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