背景の専門書を読んでいると、日本の建築は畳のサイズを基準に設計されていることがよく書かれています。
背景を描く際も畳のサイズを意識すれば自然な印象で描くことができるようになるでしょう。
畳は横900mm×縦1800mmとなっていて、大人一人が横になって収まる大きさです。
畳が2枚になることで1坪という単位になります。
畳のサイズを覚えておけば和室を描くのはとても楽になります。
襖や障子も基本的に畳と同じ大きさなので、先に床になる畳の平面図を作っておけば、そこから簡単に部屋を組み立てることができます。
和室は洋室と違って床脇、床の間、書院などのブロックがあり、作りに決まり事が多いので、覚えてしまえばより楽に描けるようになります。
色々書きましたが、とりあえず900×1800を覚えておくだけで十分です。
私は仕事でよく和室を描くので、上達のためにこれからも勉強を重ねていきます。
今日はこのあたりで失礼します。
昨日のスコア
9.42p獲得 2.22p消費
獲得合計1277.08p 消費合計321.18p
現在956.3=28689円
・ルール
集中した1時間毎に1p獲得
娯楽の1時間毎に1p消費
1p=30円
こんにちは、無煙マッチと申します。 普段は漫画のアシスタントをしたり、youtubeで背景専門のクロッキー動画を作ったり、背景の非常勤講師をしています。 元々は漫画家を目指していましたが、背景を描くほうが楽しくなってしまいました。 自分の技術が作家さんや学生さんの役に立てるという喜びが今の原動力となっています。 このブログでは主に私の学習の記録を共有していきます。 学習記録を作ることによる知識の整理と、文章の練習も兼ねています。 誰から見てもわかりやすいように、参考になるように心掛けます。 今日から勉強できる日はこの時間割に沿って行動しています。 今までは勉強しようと思った時、その場で思いついたものをこなしていました。 それだと時間配分も無くダラダラと続けてしまうため、効率が悪かったです。 時間割を作ることで、バランスよく学習できるのではないかと思い考えてみました。 実際に沿って勉強してみると、思考が怠ける事なく学べました。 今後学びたいことが変わればこの時間割も変更されます。 それでは今日行った勉強を書いていきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・カラー模写 下の写真から1時間でできるところまで模写しました。 私がカラー模写する理由は、素材の質感を学ぶためです。 普段はモノクロばかり描いていますが、トーン仕上げも質感の知識が重要になります。 この絵で意識したことは、接地面の影です。 一番暗くなっている場所は本影(オクルージョンシャドウ)と呼ぶそうです。 また、色付き容器を通過した光が影に色を落とすようにも気を付けました。 上部のハイライトはほぼ白になっていることにも注目しました。 ※参考書籍 建築知識2022年12月号 ・モノクロ模写 読書後はモノクロ模写を2時間しました。 流れは、ラフスケッチ→パース設定→下書き→線画→仕上げの順に行いました。 3点透視図法を使用しています。 この写真の重要な点は、奥のパースと手前のパースが分かれていることです。 ビルの入り口のパースと、手前の階段のパースは別々の消失点に向かいます。 正確に写真通り描く事を意識しすぎるとパースのズレの修正に時間がかかってしまいます。 2時間という制限時間の中で描き切るには、絵として見たときの違和感が無ければ、多少写真と異なっていてもOKという割り切...
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