こんにちは、無煙マッチと申します。
普段は漫画のアシスタントをしたり、youtubeで背景専門のクロッキー動画を作ったり、背景の非常勤講師をしています。
元々は漫画家を目指していましたが、背景を描くほうが楽しくなってしまいました。
自分の技術が作家さんや学生さんの役に立てるという喜びが今の原動力となっています。
このブログでは主に私の学習の記録を共有していきます。
学習記録を作ることによる知識の整理と、文章の練習も兼ねています。
誰から見てもわかりやすいように、参考になるように心掛けます。
今日から勉強できる日はこの時間割に沿って行動しています。
今までは勉強しようと思った時、その場で思いついたものをこなしていました。それだと時間配分も無くダラダラと続けてしまうため、効率が悪かったです。
時間割を作ることで、バランスよく学習できるのではないかと思い考えてみました。
実際に沿って勉強してみると、思考が怠ける事なく学べました。
実際に沿って勉強してみると、思考が怠ける事なく学べました。
今後学びたいことが変わればこの時間割も変更されます。
それでは今日行った勉強を書いていきます。
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・カラー模写
下の写真から1時間でできるところまで模写しました。私がカラー模写する理由は、素材の質感を学ぶためです。
一番暗くなっている場所は本影(オクルージョンシャドウ)と呼ぶそうです。
また、色付き容器を通過した光が影に色を落とすようにも気を付けました。
流れは、ラフスケッチ→パース設定→下書き→線画→仕上げの順に行いました。
3点透視図法を使用しています。
この写真の重要な点は、奥のパースと手前のパースが分かれていることです。
ビルの入り口のパースと、手前の階段のパースは別々の消失点に向かいます。
正確に写真通り描く事を意識しすぎるとパースのズレの修正に時間がかかってしまいます。
2時間という制限時間の中で描き切るには、絵として見たときの違和感が無ければ、多少写真と異なっていてもOKという割り切りが大切です。
・建築製図勉強
午後からは2時間平面図の勉強をしました。
平面図から、背景全体を俯瞰して見れるようになることと、サイズ感を学べます。
図では消えていますが、最初にグリッド線を設定してから描き始めます。
1グリッドの一辺900mmの尺モジュールを使用しました。
部屋の枠が完成した後のどんな部屋なのかイメージしながらの家具の配置が一番楽しいです。
※参考書籍 はじめてのインテリア製図
自分で撮った写真をクリップスタジオの機能を使用して加工しています。
作業の流れとしては、まず最初に同じ画像を3枚用意します。
一枚はライン抽出→LT変換します。
もう一枚は色調補正から二値化を行い、汚くならないくらいで反映させます。
最初にLT変換するのはトーンを作ることが目的です(できた線画は使いません)
二値化は黒ベタ作りになります。
2つができたら、残り1枚の画像から線画をトレースしていきます。
トレースしつつ、二値化したレイヤーのゴミを取って綺麗にします。
作業で注意する点は、看板などに会社の名前や個人情報が入っていないか気を付けることです。
見つけたら消すか、手を加えて変更するかしておきましょう。
写真加工のいいところは作業時間が少なくすむだけでなく、写実的な背景を作れることです。
こういった絵は青年誌で好まれます。
逆に少年誌、少女誌では描き起こしやさっぱりした絵が好まれるため、あまり役に立たないかもしれません。
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今日の学びのまとめはここまでにします。
モチベーションの続くかぎり定期的に続けていきたいです。
今後は好きな本とかもしっかり紹介できたらいいなと思っています。
最近寒くなってきましたので、皆様もご自愛くださいませ。
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